
先生はみな芸術家
シュタイナー学校は感性をとても大事にしています。ひとつの単語を書くのに、全部違う色を使って書きます。理解するより感じ取ることのほうが大切です。こういう学校ですから先生はみんな歌や劇がうまくて、絵もすらすらと書けるのです。
上の学校の写真からも芸術を重視していることが分かると思います。


僕らの天国?
シュタイナー学校は日本の学生を苦しめている通知表、テスト、休みの日の宿題の3つの苦がありません。
@通知表に点数がない。すべて文章で書いてあります。だからほめているようにも皮肉を書いているようにも取れるのです。

Aテストがほとんどない。少なくとも定期テストはありません。あるのは英語の単語テストぐらいです。
B「夏休みの友」はありません。また「自由研究」もありません。
小学校からから高校まで一貫教育
中高一貫ではありません、小中高一貫です。クラスは1学年1クラスなのでみんな兄弟みたいです。進学するときは試験はありません。ただ、8年生を終わるときに8年生終了作品の制作とクラス劇(市民が見に来る本格的な劇です)をやらなければなりません。
学校案内
長くなりますが、ミュンスターシュタイナー学校の学校案内を紹介します。無理して読まなくてもいいよ。それより次の宣伝コーナーをみちょくれ。(大分弁)
ミュンスター・ヴァルドルフ学校(=ミュンスター・シュタイナー学校)の案内(父訳)
ヴァルドルフ教育学
最初のヴァルドルフ学校は1919年9月にシュトゥットガルトに開設された。ヴァルドルフ−アストリアたばこ工場の所有者であり経営者であったエミール・モルトが成人のための企業教育を第1次大戦の末期に始め、併せて自分の工場の労働者の子弟のために学校を作ろうとした。
新しい学校の校長にはルドルフ・シュタイナーが就任した。シュタイナーはオーストリア人で、ウィーン工科大学で学び、ワイマールのゲーテ=シラー文書館でゲーテの自然科学著作集の刊行に携わった。その後哲学者となり、20世紀に入って人智学を樹立した。1907年のその著作『精神科学の立場から見た子どもの教育』においてシュタイナーは、その世界観に基づいて教育学を刷新すべきことを説いた。1919年からはヴァルドルフ学校の教員と協力してこの教育学の実践的な完成に努めた。
130以上のドイツヴァルドルフ学校(1991年現在)が、シュトゥットガルトに本部がある自由ヴァルドルフ学校連盟に加入している。
形態と組織
ヴァルドルフ学校は「自由学校」でありその組織は地域的に様々でありうるし、またそうあるのが望ましい。ドイツでは通常男女共学で12学年まである。付属の第13学年はアビトゥーア(高校卒業資格)試験の準備のためのものである。ヴァルドルフ学校には幼稚園が付設されることも多く、また障害児のための養護学校が付設されることもある。すべての生徒がそろって12学年の終わりまで進む。生徒は落第しないで次の学年に進級する。ただし例外的に同じ学年を繰り返すこともある。
低・中学年では8年間一貫してクラス担任が複数の授業(歴史、ドイツ語、数学、理科など)を行い、第9学年からは、専門の教員が授業を担当する。高学年では、生徒の好みや能力によってグループ分けを行う。
時間割
ヴァルドルフ学校のいわゆる「主な授業」は、エポック形式で行われる。生徒は、3週間から4週間、およそ8時から9時45分まで同じ分野を勉強する。それに続いて継続的な練習を必要とする外国語や音楽、実技の授業が一定時間行われる。いくつかの学校では、ある種の音楽や実技の授業もエポック形式で行われ、午後に行われるところもある。
通知表
ヴァルドルフ学校が年に1回発行する通知表は、点数形式によるものではなく、各科目の到達度を評価し、原因と弱点を指摘し、今後の勉強のアドバイスを与える短い「年次鑑定意見」である。それは、なによりも本人の可能性との関係で生徒を評価しようとするものであり、一般的な規準によって生徒を評価することは意図されていない。
宗教の授業
ヴァルドルフ学校は、すべての子どもが宗教教育を受けることに価値をおいている。したがって、プロテスタントとカトリックの授業が行われるほかに、無宗教の生徒に対しても自由な(無教会派)キリスト教の宗教授業が行われる。
学校の管理運営
ミュンスターの自由ヴァルドルフ学校の権利・経済主体はすべての両親と教員が属する社団法人「ミュンスター自由ヴァルドルフ学校」である。すべての両親と教員は、学校の理事会と評議会において協力する。校長は存在せず、学校運営会議がその任に当たる。
ノルトライン・ヴェストファーレン州のヴァルドルフ学校は、代替学校(=私立学校)助成法に基づき州からの補助金を受給する。しかし、それだけでなく、振興団体によって集められる相当額の自己資金も欠くことができない。この振興団体は、主として生徒の両親からの献金(授業料)及び寄付によって資金の調達を行う。
両親の財政的負担は、所得及び資産を基準として自己評価に基づいて行われる。ただし、どの子どもも経済的な理由で入学を拒否されることはない。
入学手続き
途中入学は、クラスに空きがある場合にのみ認められる。両親は申請によって入学申込書を受け取る。希望者が多く、しかも大多数の子どもたちは小学校の1年生から入学するので、両親はしばしば誕生後すぐに入学の申し込みを行っているのが実情である。
入学手続きは、教員集団(その中には人智学を学んだ小児科医を含む)で構成される入学委員会の作成した案に基づいて行われる。入学「前」の両親にはきびしい努力が求められる。
面接をした後に入学委員会が入学許可を決定する。その後、両親と理事会で構成される、ただし教員を含まない財政サークルが、振興団体への献金(授業料)について両親との協議を行う。
一般的な大学入学資格
ヴァルドルフ学校は、第12学年の終了をもって卒業とする。その後の予備学年では─別の教育方法にしたがい、必要とされることに関して─アビトゥーア(高校卒業資格)試験の準備を行うことができる。過去、すべてのヴァルドルフ学校の生徒のうちで約3分の1が予備学年に進んだ。予備学年への進級は、そのことを希望しかつ予備学年終了時にアビトゥーアに合格する見込みのある者に対して認められる。(以下省略)

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